な、な、なんと!!

先日、フラメンコ・ダンサーの中田佳代子さんと電話で初めてお話しした。なんと盛岡四高の後輩とのこと。ますますファンになった。

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ギタリストによる人命救助

アントニ・ガデス舞踏団のギタリスト、アントニオ・ソレーラさんが火災ビルの2階より飛び降りようとしていた女性を見つけ、自分の着ていた上着を脱ぎ、その服で女性を受け止めて救助した。以下、朝日新聞の記事から抜粋。

東京・渋谷のマンション2階で4日未明に起きた火事から逃げ遅れた女性が、偶然現場を通りかかった外国人男性のギター奏者に救助された。

女性は背後から炎にあおられ、ベランダの手すり(地上から高さ約4メートル)にぶら下がり、「助けて」と叫んでいた。その下を偶然通りかかったソレーラさんが着ていた黒いジャンパーを脱いで両手でマットのように広げ、「すみません」などと片言の日本語で女性に飛び降りるよう呼びかけた。女性は、お尻から落ちるようにしてソレーラさんに抱きとめられ、2人は倒れ込んだという。

渋谷署はソレーラさんに感謝状を贈呈する。

とっさの行動だったというが、なかなかできることではない。ましてや、異国の地で。 ラーメンが好物ということも合わせて、大ファンになってしまいました。

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バロックとフラメンコ

古楽器の第一人者・寺神戸亮コンサートのことを岩手めんこいテレビ公式サイトに連載中の「目と耳のライディング」第144回に書きました。

現在、日本公演中のアントニオ・ガデス舞踏団の『血の婚礼』観劇記を、日経BP社デジタルARENA「デジタルな旅、アナログの道」に書きました。

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アントニオ・ガデス舞踏団

アントニオ・ガデス舞踏団が来日します。『デジタルな旅、アナログの道』に書きましたが、来日公演に行きたいです!

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「イベリア 魂のフラメンコ」を観る

映画『イベリア 魂のフラメンコ』を観た。4/18に岩手県民会館快感に悶えさせてくれた(オヤジギャグですみません)「カルメン」のアイーダ・ゴメスが出ているので、どうしても観ておきたかった。
素晴らしかった。 何とか時間をやりくりして行った甲斐があった。

アルベニスの組曲「イベリア」を基にした音楽がいい。ギター編曲版で有名な「アストゥリアス」のチェロ独奏版が秀逸(サントラがほしいのだが、アマゾンには出ていない)。
もちろん、踊りはいわずもがなである。
レッスンを受けているシーンの子供たちがまた凄かった。あんな小さなときから覚えていくんだから、かないません。

物語はないのに『ウェストサイド物語』を観ているような抒情性に酔わされた。大国日本でなぜこの種の映画がつくられないのか(あるいは、つくれないのか)。
このごろ画壇を賑わせている醜聞と共に、日本の文化レベルはいかがなものかと考えさせられつつ、映画館を後にした。

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サビーカスを聴きながらフラメンコの歴史を読む

 CDを整理していたら、いつ買ったものなのか、サビーカスのベスト盤が出てきた。ずいぶん前に買って、「好みではないな」と奥に仕舞いこんでいたのだ(そういうCDがけっこうあるんです)。
 ところが、人間は変わる。
 いったんは「好みではない」と仕舞いこんだものを再聴して、「おれが間違っていた」と己の不明を羞じることが少なくない。サビーカス(この人はフラメンコ・ギターの大スターだった方です)にもすっかりハマってしまった。
 パコ・デ・ルシア、ペペ・アピチュエラ、トマティート、ヴィセンテ・アミーゴらモダンなフラメンコ・ギターに慣れ親しんできた耳にそれは土臭く、「民族の息吹」をよりダイレクトに感じさせる音楽だ。音楽評論家なら「スポンティニアスな」と表現するかもしれない。
 フラメンコ・ギターのオーソリティである逢坂剛さんの原点もサビーカスだったそうだ。生前の演奏も二度お聴きになり、ミスタッチのない演奏に驚いたという。ただ、よく聴きこんでくるとサビーカスでも「洗練されすぎていて、土臭さが薄れている」とのこと。う~む、奥が深い。

フラメンコ・ギターの至芸 (クリックするとこのCDが買えます)

 さて、サビーカスと一緒にマニタス・デ・プラタのCDが出てきた。これも一聴して「好みではない」と仕舞いこんでしまったものだが、改めて聴いてみると、超絶技巧で、大変なものだった。前に聴いたときは土臭さについていけなかったのだろう。耳の許容範囲がひろがったのか、深いところまで聴けるように成長したのか、ともかく今回は感銘を受けた。
 ジプシー・ルンバ~マニタス・デ・プラタ・ベストしかし、フラメンコ通にいわせると、南仏で生まれ育ったマニタス・デ・プラタは「純正フラメンコではない」そうだ。ぼくは純正でなくてもいっこうにかまわないので、このCDを長く聴きつづけていこうと思っている。

 インターネットでうろうろしていたら、カルロス・モントーヤとシショディのCDを見つけた。1枚1000円しない廉価版だが、中身はいい。たぶん、録音状態が最上とはいえず、モノラルなので安いのだろう。ぼくはそういうことにあまり頓着しないので、これも愛聴盤になっている。
 さらに、浜田滋郎著『フラメンコの歴史』(晶文社)も古書店で見つけることができた(これ、どこかで文庫化したら売れると思うんですけど)。
 夜、プラタやサビーカスを聴きながら、この本を読むのがこのところのぼくの贅沢。

sign 岩手めんこいテレビ公式サイトに連載中「目と耳のライディング」第119回に、第75回もりげき八時の芝居小屋「 朗読 二十九歳」の感想を書きました。朗読文化の牽引者である大塚富夫さん(岩手放送)らによる素晴らしい舞台朗読でした。

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ビセンテ・アミーゴの新譜「音の瞬間」

私は決してフラメンコのいい聴き手ではない。二十代のころにパコ・デ・ルシアを知り、以来、フラメンコをルーツに持つギター音楽への興味を持ちつづけてきた。
今、パコの流れを受け継ぐフラメンコギターのニューウェイヴといえば、トマティートとビセンテ・アミーゴということになるだろう。

B00092QSDM ビセンテにとって、このアルバム『音の瞬間(とき)』は5年振りの新譜。私は『ポエタ』、『イデアの街』、『魂の窓』を愛聴しているが、本アルバムはこれまでで最も彼のルーツを色濃く反映した音楽が収められている。

過日、このアルバムの発売に合わせて来日公演があった。私はさくらホール(岩手県北上市)に聴きにいった(岩手めんこいテレビ公式WEB連載中「目と耳のライディング」をご参照ください)。
ビセンテを生で聴くのは初めてだった。そして、「CDはビセンテの音楽を半分も伝えきっていない」ことを思いしらされた。
18634027_210 スピード感、音の密度、迸る情熱。ギターが熱ければ熱いほど募る切なさ--これらはライヴでこそ肌で感じとれるものだ。ま、これはビセンテに限らないけれど、音楽はやっぱり生を聴いてみないことにはホントのところはわかりませんね。

CDを聴きながら、あの「熱いステージ」を思いかえす日々が続いている。

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